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出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)
第48回 驚き連続の旧友再会の旅。 ブリストル編。
こんにちは。倫敦パンダです。
先月、一足早い夏休みを
久しぶりに、ブリストル学生時代に
お世話になった友達を訪ねてみました。
数回にわたって、イギリス最新
文化生活情報をお届けいたします。
学生時代にお世話になった家族が、
念願の大きな庭付きの田舎に、
引越ししたので、お宅拝見!
数年ぶりに訪れたブリストル市内は、
結構変わっており、古い町並みから
近代的な建物も新たに建設され、
「パチクリ」と一瞬目をみはりました。
イギリスや他のヨーロッパ都市は、
一般的に街並はあまり変化しませんから。
これには、驚きました!!
数年前までのレストランの主流は、
フレンチ、イタリアン、インド、中華料理店。
今では、日本式ラーメン店、
東南アジア風エスニック料理店
(シンガポール、ベトナム、タイ、バリ)が
結構増え、至るところに、スターバックス、
イタリアン、スペイン風のカフェの店が
何軒も連なってました。
イギリス人、特にブリストル人は、
新しいものを受け入れるのに、
時間が掛かる人種なんです。
学生時代の10数年前を考えると、
やっとこの長い年月を掛けて、
アジア料理を受け入れる時期に
来たんだと思いました。
友人宅は、家の2階から湖が
見渡せる家を購入。
イギリス人は、一般的に、
家と庭を大変大事にしています。
そこで、引き合いに出されるのが、
イギリス料理の美味しく頂けない理由。
一昔前まで、各家庭において、
家と子供の教育費に莫大な
お金を費やしてました。
結局、食べる物までのお金が
掛けられなかった事から、
食事は簡単で質素になったとか。
うその様な本当の話です。
でも、かなり昔の話なんですが。
最近は、イギリス料理店も工夫されて、
美味しくなって来てます。
家庭料理は、もちろん美味しいですよ。
友人の家に話を戻しますと、
庭は、日本サイズの庭ではなく、
日本では「公園」と呼べる広い庭でした。
庭には、野生のうさぎ、りす、鳥、
冬には、きつねが
顔を出してくれるそうです。
自然と動物が大好きな国民らしく、
自宅で、自然風景を鑑賞してます。
日本では、山にでも住まないと
体験出来ませんよね。
さらに驚いた事に、当時ベビーシッターを
した小学生の子供達に偶然再会したんです!
大学を卒業し、すっかり美人、美男に成長!
嬉しいことに、ちゃんと倫敦パンダを
覚えていてくれました。「ほっ。」
さび付いたイギリス英語も気にせず、
独特のユーモアーで、笑いを誘ってくれた
当時と変わらない、心広い友人達の
歓迎に、感謝感激をした再会でした。
○ワンポイント パブもついに7月より禁煙に! イギリス最新情報。
7月1日から、新法律制定により、ついにイギリスのパブ内は、
全面禁煙になり、タバコを吸いたい人は、外でお願いを。
一部のパブでは、分煙機能を果たす、ガラス仕切りを取り付ければ、
室内でも喫煙可能に。一瞬、我が耳を疑いました。本当???
一般的に法律に準じる国民ですが、まだ認識度が低いためか、
完全には、守られてない現状のようです。
アメリカは、禁煙最尖端国ですが、イギリスを初め、
一部のヨーロッパは、昔から禁煙に無関心。
徹底した個人主義を貫いてます。(笑)
イギリスでは、タバコもべらぼうに高く、
一箱、日本円で、1200円ぐらい。
それでも、昔からあまり禁煙防止の歯止めにならず、
今回のパブの禁煙法律に、本当に驚きました。
実際のところ、いつまで、続くんでしょうね。(苦笑)
(2007年08月10日)