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出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)

第37回 恐怖!ディベート(討論)授業。

こんにちは。倫敦パンダです。

授業で発言することに
抵抗がなくなってきた頃に、
突き当たった壁は、
とても苦手な
ディベート(討論)の授業。

ヨーロッパでは、普通に
討論の授業があるらしく、
討論の言語が英語に
変わっただけのようだ。

ヨーロッパ人には、お得意の授業。

日本では、もちろん討論を
授業科目としては行われてない。

中級クラス以上は、午後の
授業がディベート授業必修。

昼休みも、なんだか落ち着かない。
またまた小心者に逆戻り。

ディベートの授業は、毎回先生が
新しいテーマを持って来る。
賛成派と反対派に分かれ、
理論を立てながらのグループ討論。

それぞれのチームに得点をつけて、
得点が多い方が、勝者となる。

討論したテーマは、例えば、
1.女性能力と男性能力はどちらが優れているか。
2.死刑執行の賛成と反対。
3.あなたが大統領になった時の政策案。
4.環境汚染を防ぐ為の対策案。
5.あなたの国が他の国と比べての利点。

日本に居たら、けして考えないテーマばかり。
上記の内容は、日本語でも答えるのに一苦労。

それらを感情論ではなく、
(好きとか嫌いとかではなく)
論理的に、きちんと段階を踏むことが大事。

相手の話を冷静に聞き、それに対しての反論、
自分達の案が相手に対して有利な理由を発言し、
同時に意見を主張し、白熱の討論は繰り広がる。

あんなに、お互いに相手を言い負かしたり、
負かされても、授業が終われば、「けろっ」と
何事もなかったようにお互いに仲良し。

討論が苦手な理由を考えてみたら、
今まで「のほほーん」と何の問題意識も持たず、
視野の狭い生活をしてきた事かなーと思った。

日常生活でも、「当たり前」とか「常識」といった
枠での考え方を無くし、自分の視点から物事を考え、
興味の幅を広げてみようと思った。

ニュースや新聞を読む時も、
興味のある事は調べてみたり、
考える習慣をつけるようにしてみた。

ディベートは、最後まで苦手だったけど、
論理的に考える事の大切さ、
物事にも興味をもつと自然と世界が広がり、
日常生活もちょっと違った見方を変えると
楽しく過ごせるものだと「きっかけ」を
与えてくれた授業でした。

○ワンポイント 海外生活、旅行に欠かせない物。 音楽編。

海外に長期滞在していると、自然と自分の国が恋しくなります。
そんな時は、自分を癒してくれる好きな音楽を持参すると
心が落ち着いて、不思議と元気な元の自分に戻る事が出来ます。
旅のお供にも、好きな音楽を持参すると、疲れた体も心も、
リセットしてくれ、落ち着いた時間を過ごすことが出来るかと思います。
落ち込んだ時は、好きなアーティストの音楽で励まされてました。
音楽は、世界共通の話題の一つでもあり、友人を作るきっかけにも
一役かうことも。音楽は、国境の無い素晴らしい万能な友ですね。

(2007年05月18日)

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