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出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)
第36回 間違えをおそれずに発言!
こんにちは。倫敦パンダです。
クラスメイトのトルコ人の
おじ様との楽しかった時代は過ぎ、
また一つクラスが上がった。
中級クラスは、少し緊張を伴う感じ。
ようやく、授業に真剣に
取り組む心の準備が整った。
午前中は、文法と英文読みの時間。
文法は、日本人にはお得意のはずだが、
先生の質問に次々とヨーロッパ人の
クラスメイトは、間違えをおそれずに
発言をして行く。
あんれまぁー!!
お国別に発言の様子が
非常に異なることに強烈な
個人の違いを肌で感じた。
クラスメイトのフランス人、
ドイツ人、イタリア人、
スペイン人らは、先生の説明中に、
どんどん質問や様々な意見の連発。
日本人の場合は、先生の説明を
最後まで全部聞いて先生が、
生徒を指名するまで待って、
答えがわかっていても、
けして発言をしない。
そうですよね。日本の授業は
受身で先生が説明中に質問や
意見を発言する事は、どちらかというと
授業を妨害してしまう気がする。
イギリスでの授業は、全く正反対で
活発に意見をする事がとても重要。
逆に、意見を発言しない事は、
何の考えを持たず、授業に参加してないと
見なされ、他の生徒にもあまり良い印象を
与えない事になってしまう。
日本人は、完璧主義者が多いのか
間違えを非常におそれている感じ。
間違えをすることで、自分の知らない
事柄を相手に知られてしまうことを
恥じて、恐れているのか、なかなか
口に出して発言をしない。
イギリスでは、授業は学ぶ所なので、
間違えて当たり前、様々な意見を大歓迎。
どれだけ自分を思い切ってさらけ出せるのか
真剣勝負で、何事も挑戦と失敗の連続で、
積極的に発言を課した授業だった。
授業に慣れてきたら、ちょっとや
そっとの意見の食い違いや
失敗なんて全く気にもならなくなり、
へんな度胸が付くようになった。
○ワンポイント 海外に滞在中のラマダン(断食月)は?
トルコ人のクラスメイトから教えてもらったのですが、
イスラム教徒の彼らは、イスラム暦で9番目に当たる月の
ラマダン(断食月)の約1ヶ月の過ごし方は、
自分の国に居るほど、厳しくはないらしいのです。
通常は、日が昇ってから沈むまでに、一切の飲食、
たばこを禁じられているそうです。
海外にいる彼らの場合は、昼食を食べたりすることが
許されているらしいのです。実際、彼らは何事も無いくらい
普通に昼食を摂ってました。彼らの場合は、あまり厳しくない
教徒の方々?だったのかなーと勝手に自己解釈してます。
(2007年05月11日)