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出会いは素敵な冒険（倫敦パンダ）

第35回　クラスメイトは、トルコ人のおじ様達。

こんにちは。倫敦パンダです。

初級クラスでは、イギリスの生活で
必要な事柄を中心に学んだ。

クラスが一つ上がり、
初中級クラスは、
トルコ人のおじ様達が
クラスメイト。

平均年齢がぐーんと上がった感じ。

おじ様達は、イスタンブールに
お勤めの役職付きのお役人様。

観光地で有名なイスタンブールでは、
おじ様達の年代も英語が必要らしい。

読み書きは、多少出来るものの
先生の話を聞き取るのと
会話のリズムについて行くのに、
冗談抜きに、汗をかいており、
一苦労の様子。

おじ様達は、とても親切で、
毎回笑いを提供してくれる。

先生の質問に対して、
答えは、いつも脱線状態。

先生は、答えの間違えを直すより
脱線の話を元に彼らの話題に上がる
トルコ生活文化を上手に引き出す。

英語の授業で、トルコ文化を学ぶ。

一粒で、二度美味しい！

お菓子メーカーのキャッチコピーを
思い出してしまう。

丁度クラスは、隣が校長室。
静かな校長室で仕事をはかどるはずが。。。

我々のクラスは、いつも大爆笑の連続。

「楽しい授業内容の様で結構ですね！」
「部屋まで、笑いが直接響いて来てますよ。」

本当に褒められているのか、
イギリス流のちょっぴり皮肉の入った
ユーモアーで切り返された。

この頃、かからないと思っていた
ホームシックに少し悩まされていたので、
クラスメイトとの授業は心底救われた。

やっぱり、笑いは精神的にも効果有りと実感。

笑うかどには、福きたぁーり！！

○ワンポイント　西洋社会で、日本的な質問にご注意を。

西洋社会において、日本人の多くは、初対面の人に、年齢、
既婚の有無、子供の人数、月収を聞く傾向があります。
ヨーロッパにおいては、個人主義のお国が多く、
特にイギリスは、マナーに厳しく、プライバシーを
とても重視する国です。初対面の人にむかって、
プライバシーに関する上記の様な質問は、
非常識な事とされてます。
特に、どの女性に対しても年齢を直接
お尋ねすることは、とても失礼な事です。
日本人も、そろそろ国際的なマナーを
身に付けるべき段階に来ていると思います。
スマートな国際人を目指しましょう。

（2007年05月04日）