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出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)
第26回 おばあちゃんのクレープ
こんにちは。倫敦パンダです。
サンマロの友人の自宅は、
港から約1時間の小さな街。
友人の両親は、サンマロから
車で4時間程、離れた別荘に
先に移動中。
今回は、その友人の別荘に
ご招待され、夏の海を満喫予定。
友人の別荘に行く前に、
夏休みにサンマロに一時
帰国している、彼女の友人を
訪問することになった。
その前に、ちょっとだけ、
友人の祖父母の自宅に
よらせてもらった。
友人の祖父母は、笑顔が素敵で、
とても可愛らしく、東洋人のお客に
会ったのは初めてらしい。
のんびりした田舎に日本人の
訪問客は確かにめずらしい
かもしれない。
この地方では、各家庭でクレープ専用の
器具を持っていて、よく作るそうだ。
道具は、だいぶ年期が入っていた。
熱くなった器具の上に、大き目のスプーンで、
生地を流すと、すばやい手つきで、
薄く伸ばして、グラニュー糖を
まぶして出来上がり。
とても、シンプルなクレープだけど、
「あっ」という間に、沢山、作ってくれた。
日本のクレープは、生クリーム、
様々な種類のフルーツの入った
具沢山のクレープが、多いですね。
フランス人家庭のクレープは、
砂糖やイチゴジャム、チョコレートを
ぬって、仕上げるだけのシンプルなもの。
おばあちゃんの手作りクレープは、
素朴だけど、とてもおいしくて、
友人と二人で、ほとんど
全部食べてしまった。
今でも、忘れられない
おばあちゃんの味。
おやつをご馳走になった後は、
アフリカ大陸から一時帰国の
姉妹友人宅へ車を走らせた。
○ワンポイント 甘くないクレープは、いかが?
パリのモンパルナス周辺で、甘くない
クレープ専門店を見つけました。
クレープの中身は、きのこ、ハムとチーズ、
卵等、具の中身を選択出来ます。
前菜付きのセットメニューがお得。
デザートは、甘いクレープと
もちろん、フレンチコーヒーで締めくくりを。
CREDERIE DE PONT-AVEN
54,RUE DU MONTPARNASSE
75014 PARIS
TEL 01 43 22 23 74
(2007年03月02日)