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出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)
第19回 パリで新年を迎えた友人交流
こんにちは。倫敦パンダです。
年賀状で近況報告を頂いた
友人との思い出話を紹介します。
友人Jちゃんと去年北京空港で
再会したAちゃんとは、イギリスで
偶然出会った同郷の友人同士。
Jちゃんは、イギリスで知り合った後に
一度日本に帰国し、次の目標の為に
フランスのルーアンに渡りました。
ルーアンは、フランス北部にあり、
パリから電車で約1時間位の所。
好きなフランスの印象派画家
クロード・モネの作品で知られている
「大聖堂」シリーズの場所で、小さな静かな街。
Jちゃんがルーアンに行く前に、
「新年は、パリで過ごそう!」との提案に
便乗し、Jちゃんのパリ在中の友人達を
誘ってパリで大晦日を過ごし、新年を
無事過ごした思い出があります。
へぇー、パリで新年を迎えるなんて素敵じゃない?
始めは、優雅なイメージに、ルンルンしていたのですが、
新年を迎えるのに、それなりに苦労がありました。
当時は学生でしたので、出来る限り
お金の掛からない方法で、新年を
迎える計画を立てました。
当時、パリで新年を迎えるのに
一つの有名なイベントがありました。
シャンゼリゼ通り(凱旋門がある大通り)に車が集まり
1月1日午前0時に車のクラクションを「プーッ」と
一斉に鳴らしながら、シャンパン等で乾杯をして
新年を迎えるのが慣わしとなっていたのです。
(これは現在行ってないと思います。)
フランス人は、表現が豊かで感情を
包み隠さず、相手にストレートに接します。
男性は、特に女性にとても親切です。
(ヨーロッパ人は、その傾向ありかな。)
当時、12月31日は、無礼講が許されていたようで、
男性がどの国の女性にも、キスが許されるとの事。
(宗教上問題ある国は、常識上、除かれてます。)
嘘のような本当のお話です。
キスといっても、ほっぺたに「チュッ」程度です。
フランスでは、挨拶をする時に男性から
女性に両頬にキスをするのがマナーと
されてます。
(初対面では、あまり行われません。)
ヨーロッパは、キスで挨拶は普通で、
もちろん男性同士でも「チュッ、チュッ」と。
驚かれないように!
実際、この新年のお祭りに参加をするときは
数人で外出するのは、身の危険を感じたので、
10人ぐらいの集団で、キスの嵐を避けるべく(笑)、
Cafeで粘って時間を調整しながら、新年を迎えました。
徹夜明けの状態でしたので、かなり疲れました。
日の出がパリのエッフェル塔から覗いたのが、
午前5時ぐらい。薄暗い中での新年を迎えたのが
こうしてなぜか鮮明に光景がよみがえり、
忘れられない新年となってます。
○ワンポイント フランスに行ったらコーヒーを是非!
フランスでは、コーヒーがとても美味しいです。
フランスの硬水と豊富なコーヒー豆、ミルクとの
絶妙な組み合わせで何杯でも飽きません。
紅茶派でも、フランスではフレンチコーヒーに限りますね。
(2007年01月12日)