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出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)
第11回 テキサス州 アマリロってどこ?
こんにちは。倫敦パンダです。
デンバーでの気持ちを表現したかのように、
アマリロに到着した時は、どんより曇っていた。
空港に到着すると各ファミリーが
すでに迎えに着てくれた。
今回は、Y子とは別々に。
Y子の滞在先のパパがTV局に勤務していたので、
到着と同時に、なんと、カメラとフラッシュの嵐が。
どうやら、日本人が初めてらしい。
インタビュアーが、Y子にいろいろと質問。
「アマリロの印象はいかがですか?」
Y子は、その質問に対して、堂々と
「アマリロは、草原の平地がずーっと
続いていて、想像以上に広大な所。
きっと沢山のカウボーイが、住んでいるのでしょうね。」
(実際には、カウボーイは住んでないと指摘をされた。)
早速、夕方地方局のトップニュース!で流れ、
Y子は、一躍、時の人に。
我々も、かなり友好的に、いろいろな場所で
声をかけてもらえた。
最終都市での滞在先は、すてきな老夫婦のカーン家。
ここでは、他の短大のK子と一緒。
今まで滞在した中でも家が、一番大きくて
日本の一棟アパートサイズ。
英語で、日本の住宅事情を表現する時に、
半分冗談もこめて、うさぎ小屋サイズと
表現されるが、なるほど!と実感。
広大な土地のあるアメリカとは、
比べられないですよね。
当時、テキサス州は、アメリカの食肉の
生産中心地でもあり、本場のステーキを
食べるのをとても楽しみしていた。
カーン夫妻に、ステーキハウスに連れて
行ってもらい、ステーキを堪能するはずが、
あまりの肉の硬さと大味にがっかり。。
日本の牛肉は、肉の品質にこだわっているのか、
普通の牛肉でもアメリカより断然おいしいと思った。
アメリカの食事って、本当に量が
多くて、見た目もインパクトが強いけど、
やっぱり、油っこくて、味付けが、
塩と胡椒だけで、かなり単調だと思う。
持参した日本の非常食も食べつくし、
かなり、日本食が恋しくなってきて、
アメリカに到着時のわくわく気分とは違って、
から元気の状態で過ごしていた。
ある日、Y子のファミリーと一緒に
冷蔵庫を買いに郊外の家電センター出かけた。
そこで目にしたのは、日本ではお馴染みの
車の会社が、ミシンを製造販売。
えー!○ヨタが、ミシン作っているんだ。
不思議、売れるのかな??
冷蔵庫は、日本では人気のないメーカを
セールスマンが、しきりにY子のファミリーに勧めた。
「冷蔵庫の一流メーカは、日本では、ここです。
買うなら、絶対、これです。」
とY子の発言。
その冷蔵庫は、セールスマンが勧めたものより
偶然安く、彼はしきりに別のメーカーを勧めた。
結局、ファミリーは、Y子の意見を尊重し、
彼女の選んだ冷蔵庫を購入。
Y子を信じて、冷蔵庫を購入したファミリーに、
本当にすごいなーと驚いてしまった。
様々な出来事の最中、我々の為に、
特別にボランティア参加希望者を
募ったお知らせが回ってきた。
内容を聞いて、Y子と二つ返事で、
参加を決めた。
そして、未知の場所で、ボランティア活動に
初日本人参加者として、出掛けて行った。
○ワンポイント 日本からのお土産は?
基本的に、なんでも喜ばれますが、
実用的な方が良いと思います。
例えば、テーブルナプキン、ナプキンリングのセット等。
日本の味を全面的に出すよりは、西洋の食卓に似合うような、
さりげない日本を演出したほうが、受けが良かった様です。
受け取った相手に、負担にならないようなお土産がポイント。
滞在先への感謝の気持ちも、忘れずに一緒に添えて下さいね。
(2006年11月21日)