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出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)
第6回 アメリカへの憧れ
こんにちは。倫敦パンダです。
倫敦パンダは、子供の頃から
アメリカへの大きな夢や
憧れがありました。
いつか大きくなったら
アメリカに行ってみたい!
その頃、大変のどかな田舎町に
住んでおり、気が付いたらお向かいに
アメリカ宣教師ご一家が引っ越して来たのです。
田舎町なので当時外国人は、おそらく彼等が初めてでした。
家族構成は、ご夫婦、年上の兄弟2人だったと記憶してます。
その内の弟君は、かなりワンパクでした。
近所に女の子の友人が少なく
年上の男の子達と一緒に遊んだり、
ごくたまに、そのアメリカ人の弟君と
遊んでもらった記憶があります。
会話は当然日本語でした。
考えてみれば、子供同士だと外国人を
全く意識しないで、遊んでいられるものですね。
ある日、お向かいのアメリカ人のお母さん
から手作りのお菓子を頂きました。
生のりんごの上にキャラメルを溶かしてあり、
さらに、アーモンド、シナモンが
トッピングしてあったものでした。
ラッピングもとても綺麗。
初めて見るアメリカのホームメイドお菓子。
後で楽しみに、食べようと思っていたところに、
他のパンダ兄弟に全部食べられてしまったのです。
大ショックでした。
その頃、両親がアメリカの映画をよく見ていた影響も有り、
アメリカ英語の会話の響き、アメリカの音楽、アメリカの広大な大自然、
アメリカのお菓子の遭遇。
この田舎の世界とは、全く別な世界があるなんて!
だんだんと想像が膨らんでいき、いつかアメリカに行きたいなーと
無邪気に夢が膨らんでいきました。
その頃の愛読漫画は、スヌーピー。
確か日本語、英語の2ヶ国語での表記。
しかし、もっぱら目を追っていたのは、
キャラクターのスヌーピーの愛らしい顔。
覚えた英語は、Helloぐらい。
勉強には、全く興味ありませんでした。
それが突然、アメリカ旅行のチャンスの
話が出たのは14歳の頃。
両親の承諾を得られず、泣く泣く見送りに。
もし、あの時行けたら、人生かなり変わってたのでは?!
あの時の悔しさを忘れず、本来勉強嫌いが、
英語だけは勉強を続けようと心に誓ったのです。
同時に、毎週末にアメリカのお菓子作りにも挑戦。
家族は試作を毎回食べる羽目に。
材料費と失敗の連続が重なりお菓子作りは、
やむを得ず中止となりました。
全ては、いつか必ずアメリカに行く日の
必修事項だと勝手に思い込んでいたのです。
はたして、アメリカへは、行けたのでしょうか。。
○ワンポイント アメリカ英語vsイギリス英語の違い:
日本で学習する英語は、アメリカ英語が一般的だと思います。
イギリス英語つまり本家本元の英語とアメリカ英語は、
発音、一部単語の綴り、文章の言い回しが
かなり違います。私も目から鱗体験をしました。
コラムでは、アメリカ英語とイギリス英語の
表記の区別をしてご紹介します。
(2006年10月20日)