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枝葉末節、本末転倒(黒崎官瑛)
第5回 性格を考慮する
残りは環境と性格ですが、
環境については物理的な制約条件ですので
ここでは取り上げません。
今回は性格についてです。
ゲームを真剣にする時に相手の性格がはっきり出るといいます。
株でも同じで、性格により銘柄選択や売買の方法が違っています。
ゲームと株の同じところは「決断を迫られる」というところです。
しかも株は「プレッシャーがかかりやすい状況で」という枕詞がつきます。
決断に関する性格分析として、以下のサイトを見つけました。
時間があれば遊んで見てください。
例として私の場合を出して見ます。
私の結果として「ISFP」と出ました。
最初の文字は「I(内向)」です。
仕事で「自分で調べてから質問しろ」と言われる代わりに
「何で質問しないんだ」と言われてしまう性質です。
人の話をそのまま鵜呑みにせず、
自分で考えた結果に従って株を売買する傾向があります。
固定観念ができやすく、狭い考えで株を売買する危険性もあります。
次の文字は「S(現実)」です。
「現実」ではわかりにくいので、「枝葉末節、本末転倒」
と考える方がいいように思います。
詳細なデータを集め、緻密に思考する傾向がありますが、
全体像を見落とすところがあります。
次の文字は「F(情緒)」です。
理屈や理論よりも立場や人間関係に決断が左右されます。
普段の生活では重要なこの性格ですが、
株の世界では足を引っ張ることが多いように思います。
市場の心理に引き摺られ、客観的な対処がしにくい傾向があります。
最後の文字は「P(柔軟)」です。
常に変更の余地を残し、臨機応変に対応しようとして
決断したがらない傾向があります。
また、決断しても新しい情報で決断がころころ変わる性質もあります。
トレンドに左右されやすく、同じ銘柄を長く持ち続けにくい性格です。
性格が株のパフォーマンスに影響している人は、
自分の性格を見直し、対策を考えないとうまくいかないことになります。
次回からは、非常にこまごまとした「枝葉末節」の話をします。
●罪人意識~最悪の心の持ち方の時代
「マイナス思考」によって自己防衛してきた私ですが、
11~13歳にかけては自分の一生の中で最悪の心の持ち方をした時でした。
私としてはできれば関わりたくないクラスメートがいた時期で、
その子達の言動が私に大きく影響していました。
日頃から「きもい」だの「うざい」だの言われるし、
何かある度にトイレに呼び出されて、お叱り受けたり、
「便器触れ」だの言われたり、別のクラスメート引っ張ってきて
「こいつと喧嘩しろ」だの言われたりと
何かと構われる様になりました。
付き従っているうちに、
「自分は醜く汚らわしい存在だ」ということを
認識していきました。
ちょっとしたことですぐ泣くようになったり、
相手が大声で話すと「何か自分が悪いことをしたんだ」と思い、
何も声が出なくなったり、
挙動不審になっていたり。
言葉で挙動を説明しても限度があります。
最近アニメを見てて私そっくりのキャラクターを見つけましたので挙げておきます。
「おおきく振りかぶって」の三橋廉。
彼から、野球と愛嬌のある容姿を取り除いたのが私です。
2007/09/30