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お鍋の中と外(榑林未奈子)

第21回 しょうがシロップ

前回に続き、秋冬においしい飲み物の紹介です。
今日は生姜で作るシロップです。
風邪や、寒気がする時におすすめです。

 

<START>

ショウガをよく洗って汚い部分を削り落としたら2mm程度の薄切りに。

→鍋に入れて、ショウガと同量の砂糖を全体にまぶし、30分置く

→ショウガから水分が出ているのを確認したら、
 シナモンスティックと水(ショウガの重量の半分くらい)を加えて中火にかける

→20分程度、加熱したら、レモン汁を少々加える

<GOAL!>

 


上記の手順はもっとも単純化したレシピです。
シナモンスティック以外にも、色々なスパイス
(ローリエやカルダモン、クローブ)
などを入れて煮込むと、刺激的な味になります。
お好みの配合を考えてみると楽しいです。

できたショウガのシロップは熱いうちに煮沸消毒した瓶に詰め、
冷めてから冷蔵庫で保存してください。
お湯で割ったり、紅茶やホットミルクに砂糖代わりに入れたりします。
しょうがの風味が強く、少しで効きます。
無糖の炭酸水で割ると自家製ジンジャーエールになります。

ちなみに、前回レシピを紹介した紅玉コンポートの煮汁は
りんごのシロップなので、今回のショウガシロップと合わせると
アップルジンジャーシロップになり、さらにおいしくなります。
紅玉がおいしい時期は短いので、できるうちに楽しんでおきたいです。

2013/11/23