勝間和代さんの「年収１０倍アップ時間投資法」を読むと
彼女もかつてはヘビースモーカーであり、
やめるにあたっては、アレン・カーという人の本が参考になったとのこと。

その勝間さんの煙草に関しての主張はこうです。
・煙草は働く必要がない貴族が暇つぶしの為に摂取したのが起源。
・奴隷労働者が肉体労働のつらさを逃避で紛らわすために吸っていた。
我々は貴族でもないし、奴隷でもないのだから
こういった薬物に依存する必要ない！
・・という何だかかなり力強い主張だったと思います。

さぁ、じゃそのアレン・カーって人の本、
買って読んでみよう～と思いきや
この人の本はたくさんあって、どれにしてよいのかわからない・・。
それに本だと読み終えるのに時間が掛かって
その間に喫煙再開してしまうでは？などという心配も。

「もっとお手軽なものはないのか？」
・・と探してみると
同著者の「60分でやめられる　禁煙セラピーDVD」なるものを発見。

購入してみました。しかし、
「１７年間毎日吸い続けたのがこのDVDを見るだけのたった６０分で禁煙？
見終えたら『もうタバコは吸わない！』って言ってるって？
いやいや～、ちょっとあり得ないでしょう
想像つきませんな
確かに、一日に吸う本数は減るかもねぇ・・・」などと
思いながら試聴しました。

今そのDVDは戸田ゼミの知人にプレゼントしてしまって
手元にはありませんが
印象的だったシーンを思い起こしてみます・・

司会者が画面に向かって指で摘んだキャンディを紹介しています。
こんなセリフを言ってました。意訳です。

「ここに色の白いキャンディがあります。
味の方は・・・あまり美味しいとは言えないのですが、
モノによってはミント系でスースーしたりするものもあります。
世界中で売れていますし、驚異のロングセラー商品。
ただ、ちょっと困ったことに中毒性があって、
ある程度の個数舐めると１時間に１個とか
続けて欲しくなってしまう性質があります。
これがもし習慣になってしまうと、身体機能が低下します。
肺機能や毛細血液の流れが悪くなり、
駅の階段なんかもハーハーゼーゼー言ったりして、
死亡率なんかもグッと上昇します。
そんなキャンディ、タダで貰えたとしても『要らない！』って思いませんか？
これがですね、タダではないんですよ。
１個１５円くらいするんですね。
結構高んです。
さて、このキャンディ、あなたは買って食べますか？」

（続く）

2010/07/15