いつの間にか３月が終わりました。

先日、戸田ゼミが主催する
中国株・ベトナム株セミナーに参加しました。

中国株の経験はまったくありませんが
数年前までベトナム通いをしていたこともあり
ベトナム株にはすんなりと入ることができたのです。

２５日のセミナーでは少人数ながらも
（議論やみなさんの経験を持ち込むには良い人数でした）
とても活発な見解や皆様の活動を伺い本当に刺激的な一日となりました。

私がベトナムにお世話になったのは
今勤務している会社で出張を命じられたことによります。

ベトナム戦後は日本企業がアメリカに従い
ベトナム市場との取引をすることは控えていたようです。

そんな中で、ベトナム戦後の市場に
勇敢に入ったのは中小企業が多かったと聞きます。

当時の経営者から話を伺ったところ
小生の勤務する産業も大手メーカーは
ベトナム市場への進出を拒んでいたので
小生の勤める会社にとある人（仮にA氏としておきます）が
取引のお願いに来たと言っていました。

そこでA氏に「うちはアメリカとの関係が特にないので」
当時は未知だらけのベトナムと関係を持つことになったのです。 

このA氏と直接お会いしたことはありません。

第二次大戦後インドシナ半島に
元日本軍属としてベトナム人民解放軍に関係。

ベトナム史に残る人と行動を共にしていたと伺いました。

A氏はベトナム戦後に日本とベトナムやインドシナ半島諸国と
取引をするための会社を設立。

８０年代半ばに小生の勤める会社に設備を
ベトナムに輸出して欲しいと来たのをきっかけに話が始ったようです。

今、さらりと書きましたが、
私がこの昔の経営者とA氏の話を聞いた時は
なんとも壮大な小話でありました。

2012/04/01