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丘の上から(小日向次郎)

第78回 乾杯は時空を越えて 

晩御飯を食べる時のこと
酒量そのものは増えていないのですが
酔いが早くなると感じる日が出てきました。

決まって比較的早く帰宅できる平日や
休日にこのような現象が出てくるのです。

この疑問の解決にはそんなに時間がかかりませんでした。

娘の乾杯好きにあります。

なにかと乾杯が好きで朝ごはんから
彼女の乾杯は始ります。

朝の乾杯、小生はコーヒーで。

夜ごはんとなればなんらかの酒類となり
娘と乾杯をします。

これが原因です。

乾杯をすれば自然と注がれた酒を飲み干します。

飲み干す必要は無いのでしょうが。

飲み干したらなんとなくまた酒を満たします。

意識をしなくても「昔とった杵柄」のように
台湾、ベトナム、大陸での習慣でありましょう
仕事仲間と酒を飲んだ時のことを。

仕事の時は仕事に飲む酒の味がしました。

そのことをわからずに娘は
麦茶のカップを持って乾杯を求めます。

ニコニコ顔を見れば酒は進みます。

まさか情熱大陸アジアの影響が
自宅にいる私のグラスにも及んでいる。

乾杯は世界の共通語なのでしょう。

2012/02/22