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丘の上から(小日向次郎)
第7回 ちょっとした確認
コラムの連載を始めて1月ほどになります。
「丘の上から」とカッコいい題名を付けて
みたものの、そのかっこよさ(?)に小生
の文章力が追いつかないと思うことも多々
あります。
自分が自分に課している「国語力の向上」
は、今年掲げた一番の目標です。
今から練習を重ねて子供が大きくなり、
勉強を「教えて!」と来る前に、
「その言葉の使い方が間違っている」と
周囲から言われないようにしたいと思って
います。マジメにです。
会社での各種打合せをすれば発言や指示を
出し、文書作成の折には全国に配付すること
もあり記録として残ります。
「あれをあれして」とか「これはあれだから」
と話す人は、周囲にいませんか?
自分が訳のわからないことを言わないよう
に最近気をつけているつもりです。
気をつけても、うまく話せないこともある。
発言した後、自分の発言した内容や言葉の使い方
に満足できず、落ち込むこともあります。
話さないのが楽なのでしょうが、そうもいきません。
考えてみると、よくも海外生活でボランティアを
していた時に「英語の勉強方法を教えて」と学生
に聞かれ、たびたびアドバイスしていたもの。
最近の仕事では、字を書いて人に見せる機会が
増えました。随分前、母に「きれいね、英語の
筆記体(日本語より読みやすい)」と言われま
した。日本人に戻らないとと思いました。
コラムを始めて「描くこと」の難しさを改めて
実感。考えるだけではなく、考えたことを
書くことによって、よりその先の考えることに
つなげたいと思います。
自分再発見できれば、なお結構です。
2010/02/05