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酒の道、食の道(金城拓)
第25回 てんまみち 酒蔵めぐりツアーin九州③ 〜千代の園編(2)
千代の園酒蔵さんレポートの続きです。
蔵にはそこで造ったお酒を売る販売コーナーがあります。
美味しいお酒を試飲させていただいた我々一行は
いやがうえにも購買意欲が高まっています。
まだ一つ目だというのに、
みんなあれも欲しい、これも欲しい、
土産にどうしよう、持って帰るのが大変だし・・・
え?郵送できる?じゃぁ、あれとこれとそれと・・・
いや、最初からそんなに飛ばすのも・・・
という感じで大賑わいです。
ここでもあれこれ試飲出来ます。
一番人気は甘酒!
米と米麹だけで作られており、
すっきりとしたお米の甘さが楽しめます。
職場への土産にさすがにお酒はまずいですが、
これならノンアルコールだし丁度いいな、と思い、
私も一本購入。600円というお値段がまた魅力的です。
お酒は蔵囲い大吟醸を購入。
少量生産のため、蔵でしか販売しない、
一般流通に乗らないお酒です。
「限定品」の文字がまぶしい。
こういうお酒が買えるのも
蔵見学の醍醐味です。
最後に購入したのが赤酒。
日本酒とみりんの中間のお酒で、
熊本でお屠蘇といえば、
赤酒のことを指すそうです。
飲酒用の赤酒も色々置いてあり
中には赤酒で作った梅酒なんかもあります。
普通に飲んでも美味しいのですが、
みりんの代わりに調味料として使うと
料理が美味しくなるそうです。
みりんは身を引き締めますが、
赤酒は身を柔らかくするとの事。
「これで豚の角煮とか作るとうまいで〜」
という社長の一言に、おもわず
調理用の1.5リットル瓶を購入。
帰ってから料理をするのが楽しみです。
2006/03/30