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酒の道、食の道(金城拓)
第3回 イベントレポート 「てんまみち 16周年記念」
8月は前回紹介した「てんまみち」が
オープンした月で、今年で16周年だそうです。
お酒は吟醸酒が飲み放題。
食事はバイキング形式で、
刺身やアラ煮、焼き魚や南蛮漬けなどの数々の魚料理や
サラダ、枝豆、塩辛などのアテに、
定番のおでんも好きに注文できます。
〆のご飯は鮎の炊き込みご飯。
土鍋のふたを取ると、鮎が丸々3匹入っていて、
身をほぐしてかき混ぜてからいただきます。
この日は広島の瑞冠(山岡酒造)の畑中裕次杜氏が
ゲストで来られてました。
年配の方が多い杜氏さんのなかで、
若干30歳にして杜氏になり、
しかも全国新酒鑑評会にて金賞を受賞した、
新進気鋭の若手杜氏です。
といっても素顔はとても気さくでさわやか、
ユーモアもあり、話していてとても楽しいです。
海外にも少しずつ目を向けており、
今後の展開が楽しみになります。
また三線の先生がゲストでお見えになられてて、
途中2回にわたる歌と演奏があり、
踊りだす人もいました。
さらにこの日は常連のHさんに注文していた、
株式会社サンシンの酒燗器「ミニかんすけ」
が届いていました。
これは陶器の中にお湯を入れ、
お酒を入れた錫製のチロリを
陶器の中の湯につけることにより、
お酒をお燗する道具です。
錫は熱伝導率がよく、湯煎によるお燗に適しており、
イオン効果も高いため、お酒がまろやかになるそうです。
Hさんのと私のと二つの「ミニかんすけ」を活用し、
次から次へとお燗して、飲み比べをして楽しみました。
そんなこんなで18時にスタートした宴は、
予定時間の21時を越え、
22時過ぎまで続いたのでした。
2005/08/29