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小さなビジネスパーソンの小さな話(門間啓)

第96回 翌朝は早く行く

忘年会、そして新年会や歓送迎会など、
会社がらみの飲み会が多くなる季節でしょうか。

飲み会の翌日が、
休日なら問題ないのですが、
勤務日にあたる場合、
遅刻ぎりぎりに出社して二日酔いの人、いますよね。
すっごいカッコ悪いです。

社会人にもなって
仕事の場に酒の影響を持ってくるなんて
学生時代に何を学んでたんでしょうか、
酒の飲み方も学ばないで大人になったの!?

良識ある大人たちは、飲み会のあと
「みんな無事に家に帰っただろうか」
「無理飲みをした人はいないだろうか」
「翌日の仕事に差し支えないだろうか」
多かれ少なかれ、
メンバーのことを心配しています。

だからこそ、飲み会の翌朝は
こころもち早めに出社して
元気な様子で机の上でも整えながら
「昨日はお世話様でした。」
「昨日はご馳走になりました。」
「昨日はお疲れ様。」
などのあいさつをして、
スムーズに仕事に取り掛かるのが、
周りの人に余計な心配をかけさせない
気配りではないでしょうか。

「あの人大丈夫だったかしら」
「昨日だいぶ飲みすぎてたから、、、」
「今日はひょっとしてこられないのかな」
とさんざ心配させた挙句、
ボサボサ頭で駆け込んできて、よれよれ。
「ママ~、気持ち悪いよぉ~」は
おうちでだけお願いします。
そういう態度は職場に持ち込むものではありません。

体質によってお酒に弱い方もいるでしょう。
雰囲気や周りの勢いに呑まれて
ついつい過ごしてしまう事情もわかります。
寝不足にもなりますよね。

でもね、プロとして働きに来てるんだから
それに差し支えるような状態で出社するようじゃ、
給料もらっちゃいけないんです。

事前に牛乳飲むのもいいかもしれません。
量の制限を心がける必要があるかもしれません。
酔い覚まし薬飲むのもいいかもしれないし
ミネラルウォーター大量摂取とか
サウナやお風呂で酔いを飛ばすのも有効かも。

『月曜日は休まない』みたいなものです。

2005/11/27