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小さなビジネスパーソンの小さな話(門間啓)
第170回 区別なく
現代のものでも古典でも、区別せずに
おもしろかったら読めばいい、
ためになるものなら読めばいい、
とおもいます。
それと同じように、(願わくば)
日本語のものでも
外国語のものでも
区別せずに読めればいい、と思います。
学校で10年近くも(中+高+大)
外国語を勉強しているのは
「外国語を」勉強するため、
ではないと思います。
「外国語で」何かを吸収するため、
ではないでしょうか。
わりと日本人は(私も!)
外国語に自信が持てなくて、
もっと完璧になってから
(完璧になった暁には)
使えるようになる、
と思っている節があります。
でも、実は、
使っているうちにどんどん上達していく、
使っているうちに実用に向くようになる、
というのが実際のところではないでしょうか。
使わなかったらいつまでたっても上達しないし、
完璧を待っていたら何十年経っても、、、
どうですか、日本語完璧ですか?私はNO(苦笑)
知りたいことは、
現代だとか古典だとか
日本だとか外国だとか
こだわらないで情報が得られたらいいですよね。
外国語ができたらえらい、
ということではないですよ。
日本語しかできないって、
○○しか要らない、他は見ない、
って言っているようなもので、、、
もったいないことだと思うのです。
50億だか60億だか
世界の人口がいる中で
1億ちょっとの日本人の発した情報しか
いりません、ということ?
そのほかの50億ちかい人の発した情報にも
価値があるかもしれません。
今のところ、英語が「世界語」のようです。
インド人ともドイツ人とも中国人とも
英語で意思疎通ができます。
今後数十年で「世界語」が
他の言語に入れ替わるかは、、、わかりません。
2006/02/09