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小さなビジネスパーソンの小さな話(門間啓)

第147回 嘘つき!2

前回の続きです。

●第二に彼らは「弱い人」です。
傷つくのがこわい。
なんでかわからないけど
けっこう人からの風当たりがキツイので
(嘘つきだからなのですが)
ただでさえ、
いつも切ない思いをしているのです。
これ以上、切ない思いをしたくないよー、と
守りに入っている。
新しい信頼関係を築きにくいから
いまの人間関係をどうにかして失いたくない、
繋げていたい。
だから自分の立場が悪くなるようなことには
敏感で、相手が離れないように離れないように、
第三者を悪者にしてでも、
ちょっと実際と話を変えてでも、
自分の立場を守りたいと必死なのです。

●第三に彼らは「不器用」です。
なんか、信頼されていない、ということは
感じているけれど、それがどうしてだかは
理解できない。
あるいは自分の、全体の中の位置づけを
客観視することができない。
だから浮く存在になってしまう。


私も、「不器用」なのは一緒です。
でも、幸いなことに
嘘をついて守らなきゃいけないほど
「弱い」わけじゃないし
それほど「気ぃ使い屋さん」でもないので
(それがいいのか悪いのかわからないけれどw)
嘘つき!という評判が立つほどの
嘘つきにはならずにすんでいるかなー
と思っています。
あ、でも嘘つきは本人自覚ないですから、
周りからどう思われてるかわからないですけどね(苦笑)

もちろん人間ですから、嘘をついたことない、
なんていいませんよ。

嘘つきもそうでない人も紙一重ですね。

2006/01/17