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小さなビジネスパーソンの小さな話(門間啓)
第141回 たくさんの仕事を
仕事を覚えるためには
できるだけたくさんの仕事をこなすことです。
その仕事をはじめてできるだけ早い時期に
「とにかく仕事に没頭していた」
「無我夢中で仕事していた」
とおもえるような、仕事に一生懸命の一時期を
つくったほうがいいと思います。
スタートしたころに
「無理しないで」「自分のペースで」
「のんびりぼちぼち」仕事を覚えていこう、
なんていっていると
ずっとのんびりしたまま
時間だけたってしまいますから。
そして、一日に10枚書類作るより
20枚つくったほうがいいんです。
一日に20人に接客するのと
40人に接客するのと違うんです。
毎日30食作っているコックさんと
60食作るコックさんでは
スキルがかわってくるんです。
こうすると上手くいく
こうすると上手くいかない
いつもは上手くいく方法でも
こういう場合には上手くいかない
こんな時は気をつける
こうしたらミスを防げる
みんなみんな、
自分の中に経験が蓄積されていきます。
勘やセンスも研ぎ澄まされていきます。
たくさん仕事をすると
それに付随する多くの情報も集まってきます。
だから、その情報をもとにより的確に
次の判断ができるし、
誰かに聞かれたときにも
必要にあった答えを引っ張り出すことができる
__それが信頼されることにつながります。
2006/01/11