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小さなビジネスパーソンの小さな話(門間啓)
第121回 自分だけは必ず幸せになる
愛する人たちが幸せに過ごせるように、
役に立ちたいな。
周りの人が困っていたら助けになるような
存在になりたいな。
と、思っています。
そのためにはまず、
「自分だけは必ず幸せになる」
と決めました。
自分が幸せになれば、
世界から不幸な人が一人いなくなるのです。
自分が不幸なまま
周りの人を幸せにできますか?
自分が生活保護を受けながら
貧しい国の人々に寄付ができますか?
自分が不平・不満でいっぱいになりながら
隣の人を満足させることができますか?
日本ではむかしから
「自分さえ我慢すれば、丸く収まるのだから」
と、自分のことをないがしろにしてでも
周りの人のことを思いやることが
美徳とされる考え方がありました。
でも、わたしはその考えに同調できないのです。
逆の立場で、誰かが我慢して不本意なまま
自分の思うとおりに事が成って
うれしい、とは思えません。
相手に我慢をさせても
自分の思うとおりに物事を進めたい、
という人とはそもそも人間関係を
つなげる必要を感じませんし。。。
また、自分が我慢すれば、、、と考える人は
当然他の人も同じように我慢して当然、
自分だけがいつもいつも我慢するのは不公平、
みんな少しずつ、我慢しているのよ、
だから私も我慢するのよ、
という思考回路で、
周りの人も多かれ少なかれ我慢するべき、
と思っているように感じるフシもあります。
自分のことを、ないがしろにできる人は
人のことも、同じようにないがしろにできる。
自分のことを、大切に思える人は
人のことも、同じように大切に思える。
人間ひとりひとりの意思や存在を
大切に思えるということは
本人・他人の垣根なく
意識できることだと思います。
周りの人々が大切なのと
同じように自分も大切。
まず、自分自身は自分の責任で幸せになる。
そして、幸せになった自分は
周りの人々が手助けが必要なとき
手を差し伸べることができる。
(でも、周りの人々もたいていは
自力でじゅうぶん幸せ)
という状態でありたいな、と思います。
ビルの壁面いっぱいのクリスマスイルミネーション
2005/12/22