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小さなビジネスパーソンの小さな話(門間啓)
第110回 グチや悪口
最近、自分の周りは
「グチや悪口を言う人がキライ」な人が多いようです。
長い間「グチや悪口を言う人がエライ」環境
(仲良くしておかないと自分が悪口を言われるから)
に辟易していた自分には、ありがたいことです。
上司や同僚や会社の悪口ね、
いっている暇があったら、
具体的に改善するような行動をするか、
それが無理ならマトモな会社に転職すればいい。
愚痴りながら、なにもせず、
グダグダとそこにとどまってるってことは
自分もその愚痴りたくなる環境の一要素ということ。
ちょうどいい会社にいるということですよね。
彼氏彼女・夫や妻のことを
こんなひどい人なの、こんなヘンな人なの、
と言っているのは、そのまま
自分はそういう人と釣り合う、同じレベルの人です、
と宣言しているようなものです。
ちょうどいい人と出会えてよかったじゃないですか?
他の人には言えない、
いつもはグッとこらえているんだけど、
いまだけ、あなただけに言わせてね〜、
というようなこと、そりゃたまにはありますわ。
そういうのは、いいですよね。
そこまで、つらい環境の中で、がんばったね。
たいへんだったね。
ねぎらってあげることくらいはできる。
でもだから。
相手かまわず、時を選ばず、
口癖みたいにいつも
できないことや嫌なことや思い通りにならないことを
ぐちぐち言っている人とか
本人のいないところで悪口言っている人とか
???何のつもりで言っているんだろう???
という目で見てしまいます。
言っているときは、本人自覚がないんですよね。
他人のことだとよく見えるけど
自分自身のことだと無意識に
ぐちってるかもしれないな、、、、、。
友人が、いいことを教えてくれました。
「パッと明るい服着てる人って、
あんまりグチ言わないんですよ〜。
ガサッと地味な服着てる人って、
よく愚痴ってるんですよね〜。」
それから心がけて、
自分自身も明るめの服着て
愚痴を言わないように気をつけてます。
2005/12/11