戸田ゼミ通信アーカイブ トップページ >> 小さなビジネスパーソンの小さな話(門間啓)

小さなビジネスパーソンの小さな話(門間啓)

第102回 引越しの効用3

引越しの効用のひとつは
不要なものの処分ができることだと、
邱さんもおっしゃっているそうです。
(坊井さんのコラムより)

1年半に2度引っ越した自分の家は
基本的にものがあまりありません。

今まで持っていたものも
コストをかけて運搬するわけですから、
引越し荷物に入れるかどうか、
使うのか、無いと困るのか、考えます。
一般的に必需品といわれるものでも、
無いと本当に困るのか、
真剣に考えて買い調えることになります。

たとえば、
うちにはゴミ箱も三角コーナーもありません。

ゴミをためておいて(→ためておくのイヤだな)
それを集めて(→めんどくさいな)
三角コーナー自体を洗ったり
三角コーナーの置いてある部分を洗ったり
するわけですよね。
何のために?

食事の支度の際に出るごみは
不要になったコンビニ袋に入れるようにして
後片付けの際もゴミはコンビニ袋に。
最後に袋をきゅっと結んで、
玄関先においておやすみなさい。
翌朝出勤のついでに、
階下のゴミ捨て場においていきます。

ゴミをわざわざビショビショにする必要ないし
三角コーナーを洗う必要ないし、
どかさなくてもシンクを洗えるし、
何の不便もありません。

洗剤は何種類も必要なのか、ストック品は
本当に余分に買っておかないと困るものなのか、
代替品が無いのか、
ひとつで二役活用するものは無いのか、
いちいち気にして物を選ぶことになります。

自然に物は減るし、
片付けたり整理したりする手間も省けるし、
掃除も楽です。
もちろん、お財布にも優しい。
そして最大限空間をエンジョイできるのですから、
無駄に物を増やしたくない気持ちです。

2005/12/03