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初めてのアジアビジネス(ジェームス)

第3回 ミャンマーへの旅

ミャンマー

突然ですが、機会があり、ミャンマーへ行ってきました。

美しい寺院を見て、とても感動しました。
素足で歩いた寺院の床は、ひんやりと暖かく、気持ち良い。

ミャンマーには、日本のようにモノは豊富に存在しませんが、
日本で感じる閉塞感は微塵も感じられず、晴れ渡る空の下、
清々しい気持で、リフレッシュできました。

軍事政権下であり、問題を抱えてる国ですが、それを乗り越え
ていく希望を感じました。そもそも問題がない国というのが
存在しないのかもしれません。

ところで、太平洋戦争で、日本軍がミャンマーにて19万人の
死者を出したという事実を知りました。衝撃でした。
こんなにも沢山の日本人が、遠くミャンマーにて命を落とした
事実をぼんやりとしか知りませんでした。

空港の近くに作られた日本人墓地へ向かいました。現地の方
2人が掃除してくれていました。
墓地には私以外に誰もおらず、静かで、ひっそりとしていました。
私は、お墓に手を合わせました。
感謝の気持が沸いてきました。

ミャンマー人の方と話しをしました。
日本人に対する尊敬の気持を感じ、親切にしていただきました。
ありがたいです。
戦死した日本人やミャンマー人の尊敬に相応しい日本人であり
たいと気持を新たにしました。

現在の日本、暗い側面のみを過剰にクローズアップして、身動き
が取れなくなってしまうのではと心配です。
もっと上をみて、胸をはって、堂々と生きていかねばならないと
思います。今の自分に用意された舞台で、一生懸命に生きなけ
れば、申し訳ない。自分の持ってる力も発揮できない。命を
無駄にしてしまう。命を懸けて、日本という国を思って実行して
いた日本人がいたことを改めて胸に刻んで。

戦争は決して肯定してはいません。二度と同じ過ちを繰りかえさない
為にも、事実を語りつがねばいけないと思います。

いつの時代に生きていても、そこで、自分に与えられた環境で、
自分が何をできるか、どういった事で貢献できるかを考えながら、
ベストを尽くすことが大切だと改めて思った旅でした。

2009/02/02