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夫は日本、私は上海(伊勢利子)
第23回 かわいい子には旅をさせろ!
ノーテンキな親は1ヶ月もの間どうしてたの?
といわれると、ほとほと困るのですが・・・
キャンプで死にそうになっているかもしれない
子どもたちのことはほったらかして・・・
アメリカとカナダの旅行を楽しんでいたのであります。
カナダでは、レンタカーを借りて、トロントから
ケベックやプリンスエドワード島などへ。
また、ボストンの友人の家にしばらく滞在したり、
マイアミからカリブ海へクルージングに出かけたり・・・
弥次喜多珍道中でしたが、あっという間に1ヶ月が過ぎました。
1ヶ月後に子どもたちをキャンプ地まで迎えに行きました。
モーターボートで島に近づくに連れて、
迎えに出ているたくさんの子どもたちの中から
わが子の姿を見つけだし、生きていることを確認!
まあ、たくましくなっているのでびっくり!
得意げになって水上スキーをしたり、
器械体操をして見せてくれました。よくもまあ、水上スキーも
おぼれそうになりながら、ここまでできるようになったものだと・・・ほんと感心!
帰国途中、子どもたちからいろいろな話を聞き・・・・
けがはない?腕や足はちゃんとある?と思わず二人を眺めながら
ああ~生きていてくれてよかった!とつくづく思ったのです。
知らぬが仏とは・・・まさにこのことです!
オープンキャンプのたった一日だけ見ていても
さまざまな人種の子どもがたくさん寄っているので
いろいろな出来事がありました。
インドとアフリカンアメリカンの子どもが
殴るは蹴るはの大げんか!はやく止めないとと
私は思っていますが、側にいるリーダーたちは
まったく止めるようすもありません。こんなことは日常茶飯事なの?
もう、とことんやりあってから、やっと少し制止するという
ような状況でした。これは、鍛えられる場所ですよ~!
かわいい子には旅をさせろ!
わが子が無事であったことを心から神様に感謝しました。
2007/01/14