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夫は日本、私は上海(伊勢利子)

第20回 アドベンチャーキャンプの内容は?

キャンプの内容をちょっとご紹介します。
数あるキャンプの中でも、6歳から18歳までと
幅広い年齢層を受け入れているのがこのキャンプの特徴です。

多くのキャンプは13歳から18歳の
中・高生だけを受け入れています。

ぜったいに、そうでしょう?小さいと何かと手がかかりますよね。
だって、まだガキですから・・・失礼!ことばが悪いですね。

まさに、わが息子がそうでした。
キャンプのわけもわからないし、英語なんてさっぱり・・・
聞けない、話せない、読めない8歳の子どもの面倒を
みなくてはならないのですから・・・
私ならいやかも?

キャンプ地は、タマガミというところから
モーターボートで20分くらい行った湖の真ん中の無人島です。
このあたりは、カナディアン・インディアンの居住地だそうです。

夏でも朝晩は寒いくらいで、冬には湖は氷で覆われるそうです。
そんな中に建てられたロッジで寝ます。
夏だけ使用するため、窓にはガラスもはいっていません。
私なんて、ぜったいに寒くて寝られないでしょうね!

大きなテントをはった、運動広場までありました。
小さい子どもたちは、5人くらいのグループになり
一人の大学生が朝から晩まで、寝るときもいっしょに行動します。

毎日の時間割は、事前に自分たちで決めます。
キャンプ申し込みの段階で希望を書きます。

内容としては、カヌー、水泳、水上スキー
体操、トランポリン、お菓子づくり、工作、手芸など・・・
また、キャンプファイヤー、隣の島でのデイキャンプ
お誕生会など・・・とても盛りだくさんです。

あと、隔週の週末にオープンキャンプというのがありました。
親や里親が、キャンプ地を訪問し、一日中子どもたちと
いっしょに過ごします。ごはんやおやつもいっしょに食べます。

子どもの元気そうなようすや、キャンプ地も見学できます。
子どもたちはショーを開催してくれて
日ごろの成果を見せてくれます。
たとえば、水上スキーショーなどです。

でも、オープンキャンプが終わり、親だけ帰ってしまい、
子どもだけキャンプ地に残されるというのは・・・
慣れてない子どもにはとても辛いようです。
涙がぽろぽろ流れていましたから・・・

2006/12/24