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夫は日本、私は上海(伊勢利子)

第14回 大使館は情報の宝庫!

なるほど、そういうふうにも考えられるな
という意見をくださったもう一人の方は
私の長年の英語の先生です。

「あなたは英語が好きで、英語圏の国に
あこがれているかもしれないけれど
00ちゃんもそのとおりだとはかぎらないでしょう?」

「まったく英語圏は肌に合わないかもしれないし・・・
まだ小さいのにいきなり単身で
外国の学校に入学させるのは危険すぎるんじゃない?」

「まず、試しに1ヶ月か2ヶ月滞在させてみて
その環境が合えば、長期留学ということも考えたらどおう?」
というとっても道理にかなったアドバイスをもらいました。
いわれてみれば、まったくそのとおりです。

単身での長期留学というのは、まだ、まだ先のこと。
でも、試しに短期で海外へ行く?これはいいかもね・・・フムフム・・・
また、また、くるくると私の頭が回転しはじめました。

せっかく高い旅費を使って海外へ行くのなら
たったの1週間や10日で帰ってきてしまってはもったいない!
せめて1ヶ月くらい子どもだけで滞在できる方法はないのかしらん?

いくら思いをめぐらせても、海外に突然、親戚が出現する
わけもないし・・・さて、さて、どうしたものか??

そこで、また私は一度味をしめたアメリカとカナダ大使館に
情報を求めることにしました。

余談ですが、大使館ほど電話がつながりにくい
ところはないですよね。それにお昼休みなども
すごーく長いし・・・もう、私は意地になって
電話番号を押し続けました。こんなことだけ
いまでもよ~く覚えています(笑)。

電話はつながらなくても・・・
やぱり一国の広報担当である大使館はすごい!
短・長期留学を取り扱っている州立や私立の学校を紹介した
資料をどっさりと郵送してくれました。

たくさんの英文の資料を読んでいると
やっぱり!ありました。スキマの情報が・・・
それもこちらの希望していたとおりのモノが!
日本と欧米との学校制度が違うので
日本には存在しないちょうどいいモノがあったのです。

2006/11/10