しばらくの間、私のコラムが更新されず
大変失礼いたしました。

私事ではございますが、ここのところ
自分自身をとりまく環境が大きく
変わりつつあります。
そしてそれに伴い、「お金」に対する
考え方も少しづつ変わってきています。

「お金」はあって困るものではないし
あればあるほど楽しいものではないかと
思っていることはたしかです。
それは今まで「お金がたくさんある」状況に
自分が置かれたことがないからだと思います。

だからそんな私が「お金があるからって幸せとは限らない」
なんて言っても、ただの負け惜しみとしか聞こえません。

それでも、私は今
自分の人生の中で感じたことのないような
幸せをひしひしと感じているのです。

実は私のお腹の中に、新しい命が誕生したのです。

実際にこうなってみるまで
全く理解できないことでしたが、
正直、株価が５倍になったときの喜びとは
くらべようがないくらいに感動するものです。

世の男性が、この感覚を味わえないとは
なんて不幸な方々なんでしょう！
今まで感じていたお金の魅力が
急に色褪せ、薄ぼやけて見えてしまうのです。
ありとあらゆる物欲が消え
何をするにも、まずはお腹の中の貴重品のことを
第一に考えてから行動する。

自分はすでに二の次です。
私の価値観は大きく変わろうとしています。

これから私がしなくてはならないことは
自らの利殖ばかりではありません。
大きな意味で、お金に振り回されないような人生を
我が子が築いていけるように
しっかりとサポートしなければなりません。

お金をしっかりと稼ぎ、正しく使う。
或いは、ある程度だけしか稼げないが
毎日を楽しく暮らす。
人生を楽しむ。
お金の代わりに、大切な何かを持っている。

どちらにしろ、自分自身で、常に心の満足を
得られるような生き方ができれば
それが本当の「お金持ち」のような気がしてなりません。

※本コラムは本日にて終了致します。
　旅のコラムから読み続けてくださった皆様、
　長い間ありがとうございました。
　またどこかでお目にかかれたら光栄です。

2008/02/04