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愛と情熱のファイナンシャル・プランニング(伊佐笑子)

第1回 医者・弁護士・FP

最近、生命保険の見直しや
年金の試算などの相談で
新聞やTVでも、見かけることが多くなった
FP(ファイナンシャルプランナー)。
でも、実際にFPに相談をしたことが
ある方はまだまだ少ないことでしょう。
そして、FPが、一体どんな専門家なのか
具体的にはよくわからないことと思います。

1969年にアメリカで設立された
IAFP(International Association for Financial Planning)
によると、FPとは、要約すると
「顧客の収入や資産などのあらゆるデータを集め、
分析をした上で顧客のライフプランの目標を達成するために
税理士等の専門家の協力を得ながら、投資や税金対策など
包括的な顧客の試算設計を立案し、
その実行の手助けをしていく専門家」
とあります。

ようは、身の回りのお金に関しての全ての相談役であり、
窓口でもあるのです。
そして、そのサポートは一度きりでなく、
目標達成まで生涯続く、というまるで
医者と患者のような関係なのです。

実際、アメリカでは、
「いい人生を送るためには
3人の優秀な友が必要である。
それは、医者、弁護士、FPである。」
という言葉もあるくらい、
アメリカではおなじみな職業なのです。

とはいえ、日本ではほんの数年前まで、
ファイナンシャルプランナー、と聞けば、
「高利貸しかい?」と聞き返されるような
認知度のなさでした。

このFPのもつ知識は、これからの人生を
「攻め」でいこうと考えている皆様にとって
知っていて損をすることはない情報が
盛りだくさんです。
少しでも興味をもっていただければ、と思います。

2007/06/01