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華南で働く(大道寺健)
第11回 新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
今冬の華南地区は、大変暖かいものとなっており、
今は長袖シャツ1枚で過ごせるような陽気になっています。
対して、日本の今冬は、大変厳しいものとなっているようですね。
20数年ぶりの大雪だとか。その頃の、大雪は私も
小学生だったので覚えています。私の故郷は、京都なので
雪が積もるのは、年に1,2度あるかと言うところです。
そして、積もっても数センチ。
しかし、あの年の大雪のときは、かまくらを作ったり、
坂の上から雪を転がしていったら、途中で大きくなりすぎ
動かなくなったのを覚えています。
さて、中国でのお正月とは、1月1日ではなく、
旧暦での正月になります。よって、今年の中国での正月は
1月29日からになります。旧暦での正月なので、
毎年、正月の日にちが変わるのがまだ慣れないところです。
ちなみに、2007年の旧暦の正月は、2月18日から、
2008年は2月7日からになります。
中国では、お正月のことを、「過年(グオネン)」
又は「春節(チュンジエ)」と呼びます。
「過年」の「過」は過去の過ですが、どうしてこのような字を
使うのかと言うと、去年が過ぎ、新たな一年が始まると言うことで
「過」を使うそうです。そして、「過年」とは、1月1日の
午前0時を指すと言うことを同僚から教えてもらいました。
一方の、「春節」ですが、これは字の通り、
お正月と言う感じがしますね。同じく同僚の話によると、
「春節」と言う言葉は、最近使われだした言葉で、
昔は使われなかったそうです。時代と共に言葉も変わるんですね。
それでは、今年一年、皆様のご活躍とご健勝を
お祈り申し上げますと共に、
当該コラムのご愛顧をお願い申し上げます。
2006/01/03