前回は、中国の労働事情、特に給与事情を中心に
紹介しましたが、今回からは私の中国での就職活動を
記していきたいと思います。

私は、中国で2回、就職活動を行いました。最初は、
2003年年初に上海で、2回目は2005年の2月から3月に
かけて行いました。

まず、どのような方法で就職先を探すのかですが、日本で
人材派遣を行っている会社が、上海でも法人を設立して
いますので、そのような就職斡旋をしてくれる会社に
登録する事にしました。

私は自分の経歴に自身がなかったので、まず、自分の
経歴でも職を探せるあてがあるのかどうかを確認する為、
上海で就職斡旋の日系最大手の会社にカウンセリング半分、
登録半分の目的で行きました。

登録に行った頃は、上海に来てからようやく1ヶ月が
過ぎた頃で、中国語もほとんど話せないと言っていい状態でした。
このような状況ですぐ仕事を見つける事が難しいのは、
わかっていましたが今後の方向性を探るためにも、
少しの勇気と気合を振り絞って、登録に行きました。

さて、登録するにあたり、まず、電話でアポイントを取って、
登録には何が必要なのかを聞きました。当たり前ですが、
履歴書、職務経歴書、パスポート等が必要との事。

特に、職務経歴書を作成する際には、アピールポイントは
何か、今まで何をしたのか等々、四苦八苦しながら
作り上げたものの、自分では全く自信がありませんでした。

そして、登録の当日、自分自身に気合を入れるため、並びに
自分の意気込みを相手に感じてもらうため、背広を着用して、
その会社のオフィスに向かいました。

2005/12/01