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夢の上海(チャイひめ)

第45回 伊勢神宮で日中友好を祈願

先週の金曜から一週間、日本へ帰国しました。
今回の帰国で楽しみにしていたことの一つは、伊勢神宮の参拝です。

日本の国、皇室、日本国民を守る、伊勢神宮へ
海外在住の日本人として是非お参りしたいと思ったのです。

大阪から近鉄特急で約1時間半、伊勢市駅に到着します。
近鉄特急の列車は新しくて、座席もゆったり広々、
窓から流れていく景色はのどかな風景で、すっかり小旅行気分です。

伊勢についた私がまず驚いたことは、伊勢の人びとのあたたかさ。
道を尋ねた駅員さんは、優しく丁寧に教えてくれるし、
小さなホテルをきりもりするおばあさんの応対はすごく丁寧です。

伊勢の人は日頃、伊勢神宮の神気に触れているから、人柄が良いのか。
もともと伊勢がすばらしい土地だからこそ、伊勢神宮ができたのか。
どちらにしろ、伊勢に着いたとたん、伊勢が良いところだと実感しました。

夜の到着だったので、その日は寝るだけ。
次の日は早起きして、日の出とともに歩いて参拝に向かいます。

外宮の杜が見えてきたとき、外宮を背にして、昇る朝日が見えました。
伊勢神宮にいらっしゃるのは太陽の神様、天照大御神様です。

すばらしいタイミングに感動した私は、
思わず朝日に向かってパンパンと柏手を打ちました(日本の心)。

8時前の外宮はまだ人も少なく、ゆっくり参拝できました。

神社仏閣へお参りするときは、朝のうちが一番です。
人が少ないので、神聖な空気の中、心を落ち着けてゆっくりお参りができます。

その後、別宮の倭姫宮へお参りし、内宮へ。
清らかな五十鈴川の流れ、鎮守の山は美しく、すがすがしい気持ちに。
お参りする前から、伊勢に来て本当に良かったなあという気分です。

折角来たのですから、普通の参拝ではなく、お神楽を上げさせて頂きました。
神職の方々に音楽を演奏していただき、巫女さんに舞を舞っていただき、
それを神様に奉納して、神主さんに祈願の内容を神様に伝えていただくのです。

伊勢の神様は、日本を総べる一番の神様ですので、
大きく出て「日中友好」を祈願いたしました。

「中華人民共和国の人々と支え合い、ともに発展していき云々・・」
という神主さんが奏上する言葉が感動的でした。


チャイひめALBUMより〜金茂から見た東方明珠〜

チャイひめALBUMより〜金茂から見た東方明珠〜

現在上海一の高さの88階建てのビル、金茂タワーから見た東方明珠タワー。夕暮れ時で、綺麗な写真が撮れました。

2006/12/23