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夢の上海(チャイひめ)
第14回 ボンドカーに思いを馳せて
チャイひめは何を隠そう、映画007シリーズの大ファン。
いつの日かボンドカーモデルの車を買うこと、は私の夢の一つです。
叶いそうもない、ドでかい夢も、思うだけならタダですから(笑)
高校3年生のとき、大学受験を控えた私たちに先生方は口々にこう言いました。
「努力した者が皆必ず志望校に受かるわけじゃないが、
志望校に受かった者は皆必ず努力した者だ。」って。
これってどんな格言にも勝るいい言葉じゃないでしょうか。
受験のことに限らず、どんなことにも当てはまると思うのです。
夢に向かって努力したこと全てが叶うわけではないですが、
努力してれば叶うかもしれません、自分の夢が。
さて、皆さんは「ボンドカー」と聞いてどんな車を思い浮かべるでしょうか?
ショーン・コネリーが乗ってた王道アストンマーチン?
トヨタGT2000?
それとも車が船になったことで話題を呼んだ白のエスプリ??
私はピアース・ブロスナンがボンドを演じるようになってからが
リアルで007を見たという世代です。
そのピアース・ブロスナンは劇中でBMWの車に乗っていることが多かったので
私の中の「ボンドカー」のイメージはBMWです。
中でも2作に登場した、BMWのZシリーズの車がカワイイ!!!
私は上海の街角で何度かこの車を見かけました。
上海に似合う、おしゃれな車です。
ほ、ほしい!!
いつの日か、上海の高架をこの車で走るんだ!
とは思っていますが、今日明日という訳にもいきません(笑)
それなら、何らかの形でボンドカーに関わりたい。
幸い、私の仕事は自動車産業とも深い関わりのある仕事。
小さな会社ですから、直接BMWと取引はできなくとも、
BMWの下請けさんなどと取引ができたら・・・
とちょっとした期待ももって、今の会社に入社して早2年。
最近、私たちの地域の開発区にドイツ資本の自動車部品工場が進出してきました。
開発区の紹介を受けて早速工場を訪問したところ、
その工場では、主にBMWの部品の製造をしているのだとか。
今年の秋から本格稼働するその工場、商談も順調ですので
今後取引していくことができそうです。
大きな夢の前の、小さな夢が叶いそうな今日この頃です。
ちなみに現在撮影中の新作「カジノロワイヤル」でのボンドカーはアストンマーチンです。
公開はまだまだ先だというのに、ボンドファンからは早くも注目されています。
今作から新たにボンドを演じるダニエル・グレイクさんは
マニュアル車が運転できず、急遽オートマに載せ替えたそうです。
それがボンドファンには、ブーイングの嵐。
「マニュアルが乗れないなんて、ボンドじゃない!」とボイコット運動まで。
何もそこまで言わなくても・・・と思っている私も実は
オートマ車しか乗れない上に、車庫入れもできない超ペーパードライバー。
夢を叶えるためには、まず運転の練習が必要です(笑)。
2006/06/29