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実験の日記の新聞(坊井重久)

第149回 歩数計でプチ・ダイエットに成功

昨年すなわち2006年6月25日から歩数計をつけています。かれこれ9ヶ月を超しましたね。もう少しで一年です。
当初は、1日一万歩目安で歩くことを目指しました(今は歩数でなく距離〔10km〕を目安にしています)。

効果としては、「今日あまり歩いていないなあ」というときに、一万歩目指してもう少し歩こう、と前向きになれる「素材」が与えられるという点があります。もう少しよく言えば、歩く「勇気」を与えられるというのでしょうか。ウソです、そんなに美しいものではありません(笑)。

実際、当初64.7kgだった体重が、3ヶ月程度で57kgまで落ちました。7キロの減量です。
僕の場合、体重を落とすことよりも、腹回りの肉を減らすことに主眼があったのですが、それも成功。何といったって、Tシャツとかを着ると腹が出てるのが丸見えでかなりかっこ悪い。だからそっちのほうが事は重大なのでした。

成功して、すべてのスーツのウエストを2~4cmサイズ直ししなくてはならず、ちょっと懐には痛かったし、サイズ直し屋さんにもっていったりするのが面倒だったのが「玉に瑕」といったところでしょうか。ぶかぶかのスーツパンツを履くと、「よくこんな太いもの履いていたな」と動揺を隠せません。

実際は、歩数計をつけたという理由だけで成功したわけではありません(他にもいろいろ工夫した点はある)。しかしいずれにしろ歩数計の威力はかなりある、といわざるを得ません。

そんなわけで、歩数計については「もっといいのがないかなあ」などと頭の隅に置いておいたわけですが、NIKE+IPODナノというものがあるというのを知って、「コレはいい」と思ったわけです。音楽を聴きながらしかも1キロだかを歩いたら耳からメッセージでその情報を聞くことができる、歩いた距離とかをパソコンにダウンロードできるなどなど、これは「買いだ」と思ったわけです。というのも、今もってるオムロンの歩数計があまり洒落ているとは思えないから。というか、ポケットに忍ばせているのですが、スーツのポケットなのでもう少し薄いほうがいいなと。IPODナノなら薄いし、単純にこれはいいなと思いました。格好いいし。

そして、このNIKEの歩数計(センサー)を捜し求めたところ、専用シューズに装着しないと使えないとわかりました。
しかし、僕が主に歩くのは革靴です。なので、専用シューズでなくても装着できる何かがないかとネットで探したら、ありました。その歩数計センサーを袋に入れて靴に取り付ける商品が。

ところがこれ、革靴につけるのはチト勇気がいる代物でありました。革靴の紐の部分にとりつけるので、革靴の革靴たる「美観」を損ねてしまうのです。あえなく断念となった次第であります。



(2007年04月08日)