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実験の日記の新聞(坊井重久)

第140回 次は私もベトナムへ行ってみたい1

旅行というのは、いいものですね。
私は大好きです
(最近縁遠くなったのが、ちと悔しいですが)。

旅行がなぜ好きなのか。

■始まりと終わりが明確にある。

ということが理由のひとつにあります。
他の“趣味”にも、始まりと終わりはありますが、
旅行には、「始まりと終わり」を、

■時間的に経験できる。

という特性が他の趣味に比べて強いと思われます。
すなわち、

■人生を感じることができる。

ということに尽きます。
某国の最近引退した有名サッカー選手も、
「人生は旅、旅は人生」と言ったとか言わないとか。

とともに、本当の人生では、
その「始まり」は、三島由紀夫でもないし、
覚えていません。
ましてや、「終わり」も、いつ来るかわからないし、
来たとたんに、「体験」して味わうどころでなく、
それを感じる「意識」すらなくなってしまうわけです。

その点、旅行には、
「始まりと終わり」が、時間上の経験として、
明確に知覚することができるという、
何ともいえないハッピー感があります。

そこが、いいんですね。

(2006年12月03日)

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