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実験の日記の新聞(坊井重久)
第129回 香港へ ②
前回の話は、
「なぜ、わざわざ、特にメリットがあるわけでもない、
若造を一緒に香港へ連れて行くのか」ということでした。
それは、僕らを連れて行くことで、
「何かのカモフラージュ」にしたかった、
ということなのですが、
何のカモフラージュかは残念ながら書けません。
でも、私も「中年」の域に差し掛かってきて、
実感するのは、
「若いヒトと一緒に行動すると楽しい」
ということです。
ひしひしと日々「老い」を感じるようになると、
そういう若い人(当時20代半ばでした)と居るだけで、
何かエネルギーをもらえるような感じがし、
こちらも若返った気分になり楽しくなれる、
という効用があるようです。
当時の、その友だちの上司もそういう気分が
あったに違いありません。いい方でした。
(2006年07月26日)