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実験の日記の新聞(坊井重久)
第60回 捨てる勇気がありますか?
邱先生は、仕事も住む家も捨てると書いておられます。
家族ですらどうなるか分からないと。
そして、多くの人は、捨てることができずに、
「守る」ことをまず第一に考えると。
それが守るに価しないものであっても。
前々回に「捨てられない私」と書きましたが、
ふとわが身を振り返ると、
わりと仕事(私の場合、職場)と
住む家(私の場合、アパート)を
「捨ててきた」(移動してきた)
と気がつきました。
ただ、それが成長になっているかどうかは別ですが、
変化だけはしているようです。
まあ、「守る」という観点で、
行動をしてきたつもりはまったくありませんでした。
若かったからでしょうか。
しかしこれからもそういうつもりでやっていきたいものです。
(2005年10月13日)