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実験の日記の新聞（坊井重久）

第21回　皆さまの読書体験を教えてください

「本を読む」ことの素晴らしさについて、
書くことから逃避してしまいました。
ひとつ言えることは、これです。

「没頭できる」

浮世の諸事からひと時でも逃れられるのは、
ステキなことだと思いませんか？
なかなか、没頭するのって難しいですから。
こういう没頭体験は、ありきたりではありますが、
「神秘体験」の一つだと私は思っています。

そこまで大げさでなくても、「至高体験」の一つ
だと思います（同じか）。

こういう没我的体験は、恋愛、運動、仕事？、遊び？、酒？、
書く（表現する）などなどいろいろなことで得られますか
と思いますが、独りで誰にも迷惑かけずに安価でできるのは、
「読書」が“東の横綱”なのではないでしょうか。

（2005年09月04日）