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実験の日記の新聞(坊井重久)

第4回 強者の論理に存在価値あり

「ビジネス書は、強者の論理だから、存在価値がある」
この意味するところは、ビジネス書であれば、
経済的勝者の言説であるからこそ、
多くの“これから経済的強者になりたい弱者”が、
本を買うなどのアクションを起こし、
(それ相応のお金と時間を費やして)
読むだけの価値があるということでしょう。

我々の共通の師である邱永漢先生も、
経済的強者でありますから、その言説には、
常に注目せざるを得ませんし、
多くの教えをいただくことができます。

この理屈は「ビジネス書」に限りませんね。
小説ならば、「創造力や文体の強者」である
作家の小説が多く読まれていますし。

(2005年08月18日)

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