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散歩しながら(ぼうちゃん)

第48回 餅屋は餅屋

道を同じくせざる者を
友とすることなかれ。

同窓会に行きたがらないわけ。


邱さんの言葉がチラチラ浮かんでは消えます。


しかし、以前はこんな人間ではなかったのだから
いつから友人は変わってしまったのか、

私の興味は彼の心と身体へ向かいます。


貧すれば鈍す。


商売が思うようにいかないための
心労と金の工面で
それまでの同級生ではなくなってしまいました。


心と身体のどこかが変化したものと考えられます。

明らかに昔の彼とは違うのだから、
原因があるはずです。

とりあえずいまどんな症状なのか調べてみました。

骨格においては
左足の膝が悪くなっています。
立っていることによる疲労
があるようです。


五邪六極の外因として
外から受けるダメ-ジとして寒さと冷えがあります。


七情五労の内因としては
悲しみと憂いが反応します。


また肝臓と肛門に難があるのが分かります。


めまい、動機、息切れ、気の突き上げ、
不安が積み重なり、

肺の陽気が不足、
心身疲れて眠りが浅く、
ものにこだわる、

相手の気持ちがすばやくキャッチできない、
ブル-な状態でややうつ気分、イライラ感
などの症状があります。

 

それに効く薬もありますが
私は気功のようなことで
改善したいと思いました。


私の出来ることは同級生の身体を診ること、
そして何とか身体を元の状態にしてやることです。


門外漢が蕎麦屋の集客の心配などするより
もっとはやく友人の身体の心配をするべきでした。

餅屋は餅屋、ほかにやることがありました。

2011/05/16