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上海から家族への手紙(天真爛漫)

第97回 納得?!の数字

セッコウ省杭州市での
話題が最近こちらのマスコミでは
ホットな話題になっています。

走行中のバスに
鉄のかたまりが飛んできて、
運転手の腹部に刺さったそうです。
(これはこれで大きな事件になりそうですが・・・)
この運転手は、大けがしたのですが、
冷静にバスを路肩に止め、
乗客24名を落ち着かせながら
安全を確保して、全員無事に救ったとのことです。
ただし、本人は無くなってしまったのですが・・

このことが、中国のみならず、世界各国のマスコミ
ツイッター、フェースブックを通じて
この運転手を中国の英雄として話題になっています。
もちろん、この運転手さんの行動は立派で、素晴らしいと
思います。

どうして走行中に鉄の塊がバスに飛び込んでくるのか
そちらも追及してほしいと思うのですがいかがですか。

また、交通事故についてみてみると、
現在1.04億台を保有する中国では、
2011年に6.2万人が自動車事故で亡くなったそうです。
日本は、7000万強の保有台数で、
事故死者数は、約4600人です。
アメリカをみてみると、
2.85億台の保有に対して、
事故死者数は、約4.2万人だそうです。

道を普通に歩いているだけでも、
ヒャッとすることは日常茶飯事です。
とりわけ腹がたつのは、
歩道を歩いていて、
後ろからバイクにクラクションを鳴らされることです。

数字でみてみると、
この国の恐ろしさ、危険度を
さらに実感してしまいました。

とうさん

2012/06/17