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上海から家族への手紙(天真爛漫)

第77回 南通市の変貌にびっくりです。

久々に南通市へ行ってきました。
南通市というのは、
上海から北へ、蘇通大橋を渡り、車で約2時間走ると辿り着く
江蘇省にある街です。

2007年に行ったことがあるのですが、
その時は、蘇通大橋ができておらず
長江をフェリーで渡った記憶があります。
フェリーに乗り込むのにも、
列をなしていたため約5、6時間位かかったのですが
その後まもなく
全長32キロを超える大橋が建設され、
2時間足らずで
南通市に行くことができます。

今回、驚いたのは、
2007年当時、訪れた市役所の周りは
あたり数キロにわたり、全く何もなく
野っぱらに巨大な市役所の庁舎が聳えていたのです。
しかし、
その光景が一変様変わりして、
市役所はどこにあるのやらと探してもわかりません。
市役所の人に尋ねると
連れて行っていただいたホテルの56階の部屋から
「あそこに見えるのが、市役所です。」と教えてもらいました。
すると、眼下はるか下に、
高層ビル、マンション群の間に
ひっそりと低層階の建物が見えました。

市役所を見下ろしたホテルも
地元の不動産会社が建てられたとかで、
各フロアのエレベーターホールにも
シャンデリアが天井高く吊るされ、
各部屋の広さも上海のそれとは
比較になりませんでした。

たったの4年で
こうまで変貌できるのかという
変わり様は、中国の変化をみてきた中でも
一番の驚きでした。
最近、中国の不動産価格が
値を下げているとニュースになっており、
今後の展開はなかなか読めないところですが、
大都市を少し離れたところでも、
これだけ発展していることを目のあたりにすると、
バブルがはじけて行ったときのことを
想像すると恐ろしくなりました。

 とうさん

2011/12/10