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上海から家族への手紙(天真爛漫)

第61回 上海~北京間の高速鉄道に初めて乗りました。

ろとくんへ

今回、北京へ出張の折に、
はじめて上海~北京への高速鉄道に乗ってみました。
あの大きな事故の後だけに、
まわりからはいろいろと心配をする声があがりましたが、
ここは、
あれだけの大きな事故の後だけに、
鉄道局も一番安全には配慮を利かしているだろうと考え、
初めての体験をしました。

上海虹橋駅を9:10に出発しました。
間もなく、
キャビンアテンダントならぬ女性車掌がチケットの確認に来ました。
今までの高速鉄道ではほとんど経験したことがないのですが、
非常に丁寧な対応でした。
それから、
飲み物とお菓子のサービスがありました。
途中の駅から乗っても一人一人配っていましたので、
飛行機のサービスを意識しているのかなと感じました。

肝心の走行は、
出発して間もなく300キロを超えていました。
加速も滑らかだし、
振動や音も全く気になりません。快適です。

父さんが乗ったのは、天津西駅行きのこだま号のような列車で、
途中の駅に結構停まっていきます。
蘇州北、丹陽北、南京南、済南西などというぐあいです。
つまり、これらはすべて新駅で、
この高速鉄道のためだけに造られた新しい駅です。
そして、この駅が建造された場所は、
すべてこれから開発していきたいという場所で、
駅の周りはどこもまだ
何もありません。
昔の岐阜羽島駅のような感じです。

さらに当然、駅と駅の間の景色も
田んぼか畑という感じで
緑一色でした。

総合的に判断すると、
今回は時間に正確なこともあり、
悪くない選択肢の一つかなという感じでした。

 とうさん

2011/08/09