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上海から家族への手紙(天真爛漫)

第60回 世界水泳開幕!

まっちんへ

7月16日から、上海で世界水泳がはじまりました。
北島康介選手などが出場する競泳の種目は、
今週から始まる予定です。

中国では、飛び込みとか、シンクロという競技に人気があり、
競泳はチケットもすぐに手に入るだろうと思って、
タカをくくっていたら、
競泳の決勝のチケットは、すべて売り切れになってしまっていました。

残念ながら、
北島選手らの活躍を生でみることはできませんが、
せっかくの機会なので、
世界水泳の会場まで行ってみることにしました。

世界水泳の会場は、
「上海東方体育センター」というところで、
浦東側の万博会場のさらに南側にあります。
まわりは、何もないこれから開発していく予定地であり、
車で行けば、
その巨大な建物がすぐに目に入ります。
地下鉄も6号線、8号線で「東方体育中心」という駅で降りればすぐです。
この地下鉄の駅も、世界水泳の開催までは、「済陽路」といっていた駅です。
このあたりの対応の速さが、
中国の素晴らしいところですね。

会場は、体育館、遊泳館(プール)、そして屋外跳水池(屋外プール)の3大施設からなっており、
非常に広く、きれいなピロティまで備わった素敵な場所です。
とうさんが見に行った体育館には、
世界水泳用のためにプールが設営されており、
シンクロと競泳が行われています。
大会が終わった後は、上海市民に一般公開利用される予定とのことです。
遊泳館(プール)では、水球が行われ、屋外跳水池では、飛び込み競技が行われています。

シンクロの会場に入ってみたのですが、
厳重な安全検査を通った後は、
万博と同じようにたくさんの学生ボランティアが、
親切に案内してくれます。
毎年毎年、国際レベルのイベントが
各地で開催される中国は、
インフラ整備が進むとともに、
サービスの点でもレベルを上げつつあるのを、
実感しました。

 とうさん

2011/07/24