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上海から家族への手紙(天真爛漫)

第22回 アモイへ行ってきました。

こっちゃんへ

福建省のアモイという街に行ってきました。

アモイといっても、あまりピンと来ないかもしれませんが、

福建省と言えば、

まずウーロン茶を思い出しませんか。

今回は、出張で出かけたのですが、

アモイは、アモイ島を中心とする港湾都市で、

台湾までおよそ300キロしか離れていません。

ヤシの木のような木がたくさん植えられており、

とても風光明媚なところです。

そして、何よりも人の動きがとてもゆったりとしているのが、

上海と全く異なるところだと感じました。

街を歩く人もせかせかすることもなく、

人柄もひょっとすると大変おおらかなのではないかと思いました。

コロンス島というかつては、

欧米各国の租借地とされていた島があります。

海水浴場があったり、(あまり泳いでいる人はみかけませんでした。)

バーベキュー場があったりと、

観光地、避暑地というような感じの素敵な場所もあります。

また、街では、

ちょうどアモイの中秋節(旧暦の8月15日)の習慣で、

「博餅」というサイコロゲームが盛んに行われていました。

6つのサイコロを同時に投げ、

「4」の目が4つと「1」の目が2つ出ると大当たりになるそうですが、

スーパーとか、百貨店だけでなく、

会社とかでも行われるそうです。

とうさんは、出張先で開かれたパーティーで経験することができました。

こういうゲームには、結構運が強いので、

たくさん商品をもらってしまいました。

単純ですが、結構盛り上がります。

これは、アモイにしかない習慣だそうです。

当地の独特の習慣に触れられたのは、

とても良かったです。

 とうさん

2010/09/19