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海外投資の税金、本当はどうなってるの?(田島太一)

第6回 年末は税金を考えた投資をせざるを得ない時期です

最近の日経新聞などを見ると、年末から年始の確定申告に向けた記事が多く出ていますね。
 パッと見ただけでも、
 《個人投資で損失出ても…「損益通算」で上手に節税》
 《税務署の関心どこ? 資金の流れ 突然の調査で慌てる前に》
 などなどがあります。

 その中で、気になったのが、
 ・昨年から損益通算できるようになった配当所得の注意点
 ・配当所得を損益通算したときの主婦の配偶者控除における注意点
 ・損益通算でうまく節税するためにやっておくこと
 ・国税庁では10年度の税務調査の基本方針で「国際化への対応」等を掲げている。海外入出金の調書の対象額が減ったこと(つまり以前より少額でも調書が税務署へ行く)。そんなことで、海外での資産運用や所得の把握に重点が置かれる由。
 ・海外での所得は現地で源泉徴収されていても、日本ではその所得も一緒に申告する必要がある。
 ・税を払う仕組みを知らなくても、納期限から2カ月を過ぎると年14.6%の延滞税がかかる。
 などなどです。

 しっかり勉強して、気をつけたいものです。

2010/12/05