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カネなし コネなし アタマなし(スナドリねこさん)

第53回 7月2日(水)その3・・・修理不可能は想定内(バンコクの近藤正臣?)

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私も知っている道を走るのですが、タクシーの運転手さんは良心的で
遠回りもなく比較的スムーズにバンテックプラザに着きました。
このバンテックプラザは、入居している店舗がほとんど電気関連の
お店ばかりのいわばバンコクの秋葉原みたいな場所です。
とはいっても大きなひとつのビル内に集中しているだけなので、
町全体が電気店街である秋葉原などに比べれば本当に小さな場所です。

ビルに入り最上階から順番に下りながらお店を観察していきます。
やはり若者のメカ好き気質は世界共通のようで、パソコンと携帯電話
関連のお店には人が溢れています。
まだパソコンは高値の花であり、中古品の販売をしているお店やパーツ
ショップはとくに人が多いようです。
お店や行きかう人々を観察しながら、修理をしてくれそうなお店を探し
ます。

大きな店舗を構えているところから通路を借りてショーケースと簡単な
テーブルを置いて椅子に腰掛けお客さんを待っているところまで、実に
さまざまなお店があります。
口コミで評判のお店やお客さんの多い店が価格・サービス面で確実なの
は世界共通ですから、無駄口を叩かない職人っぽいスタッフがいてかつ
ある程度お客さんが入っているお店に絞ることにしました。

何軒か見て回っていると、ノートパソコンを開き中を覗き込んでチョコ
チョコといじっているおにいさん(30歳台半ばくらい)と修理の結果を
待ってる2~3人のお客さんがいる小さなお店(通路を借りて仕事を
してました)を見つけました。
このおにいさん以外にはスタッフは掛け持ちアルバイト風の少年が一人
いるだけのようです。

おにいさんを見ていると、無駄口を叩かずもくもくとかつ丹念にトライ
アンドチェックを繰り返しています。
その近藤正臣に似たおにいさんになぜか親しみを覚えて、このお店に
持ち込んでみることにしました。
前に待っていた2~3人は連れだったようで、説明を聞くとパソコンを
持ち帰りました・・・修理が不可能だったのか、費用・時間の都合が合
わなかったのかでしょう。
私の番が思ったより早く回ってきました。

私「これね・・・日本のパソコンやけど突然動かなくなったんよ~。
前からファンエラーの警告は出とったんやけどね、なんとかなるかね?」
近藤正臣「・・・」
と黙ったままドライバーを取り出し早速仕事に取り掛かります。
シンガポールのサンテックシティでスペアーキー作製をお願いしたとき
のおじさんのようにまさに職人気質・・・
(いよっ、バンテックプラザの必殺仕事人!)と心の中で褒めちぎる私。

ノートパソコンの裏ケースを手際よくはずし中の比較的大きな部品に
なにか計測器かセンサーのようなマシーンの端子を当てた後、比較的早
く結論(原因)がわかりました。
近藤正臣「パソコンはCPUが熱くなったらいけないからファンを回し
て冷やしよるんよ。ファンの状態を感知するセンサーがあってこれが警
告を出していたんだけど、あんた(私)が無視して使い倒し続けたから
ファンが壊れてしもうたんよ。パソコンが壊れたらいけないから、当然
センサーは起動を許可しないわな・・・」

私が、かわいいパソコンを死に追いやったようです。(号泣)
私「今日中になんとかならんね?明日海外に出発するんだけど・・・」
近藤正臣「今日の今日は無理だね。」
少しくらいはずんでもいいと思い、「特急料金はないとね?」と私。
「部品が今日中に揃わないからできんね、韓国製だし。」と近藤正臣。

まあ、所要時間のことは間に合わないかもと想定内でしたから納得です。
(できないことをできないというだけマジメだなあ、他のお店でもダメ
だろうなあ・・・結局フィリピン持込で修理かあ・・・)と思いながら
わが子をカバンに収めたねこさんでした。
もう夕刻でしたので散歩を兼ねてMBK(マーブンクロンセンター)
まで歩き、クーポン制のフードコートで夕食をして(写真)タイ東急内
のスーパーマーケットでフィリピン在住者の方々へのおみやげを買って
ホテルに帰りました。

翌日起こる不運も予想せずに・・・(またかよ~)

2008/12/28