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パラン・パラン(スエナリ)

第214回 モンセラーテの丘

ボゴダ市内を見渡せる山です。

ケイブルカーで上って行くと、
教会が、ありました。

中へ、入っていくと、ちょうど、
礼拝か、儀式の時間でした。
わたし達も、長椅子にに座って、
見守っておりました。

3人の男が登場しています。
緑の服を着た男が、説教をします。
白い服を着た男が、二番手です。
黒服を着た男は脇で電子オルガンを
引きながら歌います。

歌と説教とオルガンの響きが
高い天井に反響していい気持ちになります。

正面のキリスト像は例の磔の姿ではなく、
地面に、力なく蹲った像でした。
磔の後の姿なのか。

小さな娘を連れた母、父と息子
夫婦、家族連れがいます。
途中で、何かの合図で周りの人が
お互いに、ハグしたり、キスしたりしています。
わたし達も、隣のあばちゃんとハグしました。
おだやかな気持ちになります。

外に出て、土産屋で、コカ茶を飲んで、
たたずんでいましたら、
小柄な36歳のアメリカ人が話しかけてきました。
日本語がペラペラです。
日本に7年いたそうです。
オハイオ生まれで、今、フィラデルフィラに住んで、

IBMに勤めていると言ってました。
マイルで来たそうです。

食事を一緒にしないかと誘われましたが、
遠慮しました。

2011/04/09