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パラン・パラン(スエナリ)

第181回 みょうがの花

茗荷はショウガ科の多年草で日本各地に自生し
古くからインドや中国に野生してる。

「茗荷」は「冥加」
に通ずる。

丸の内線に茗荷谷があります。
江戸時代に茗荷の産地だったのです。

色つやのよい、変色のないものを選ぶ
茎がやわらかく、茎が巻いてる
葉がほんのり赤いもの

花が咲いて
光にあたって茎が緑色や褐色して硬いのは
商品にならない。

家紋にミョウガを図案化してる。
抱き茗荷、違い茗荷、花抱き茗荷があります。
実家は抱き茗荷です。

メン類の薬味に使われる。

花が咲かぬように、低温車で輸送
東京市場は群馬産が多い。

昭和の初め、倉淵村陣田に住む
夫を亡くした農家の主婦が手のかからない
現金収入を増やそうと庭のミョウガを
売り出したのが成功した。

アルファ・ビネンという精油成分を含んで
いるので独特の芳香と風味
わずかの辛味しゃきっとした歯ざわり

あのさわやかな香りと歯応え
いろんな料理の薬味に使われています。

味噌漬け、酢漬けもいけます。

ミョウガは,
かなり勢いがいいのです。
採って台所においておくと、
花がどんどん咲いて伸びてきます。
うすい黄色です。

このとこ雨が降るせいか、わが家のみようがも
次から次と、花を咲かせています。

{参考図書  海の幸 山の幸 大百科 Ⅱ  P210~P211}

2010/10/11