戸田ゼミ通信アーカイブ トップページ >> パラン・パラン(スエナリ)

パラン・パラン(スエナリ)

第18回 災害は忘れた頃に

まさか自分たち町に災害が起こるとは思っていませんでした。
自宅から10キロ位離れていて、
わたしたちは、被害なしですが、
同じ町内に被害にあった人々がいるということは
心が痛みます。
ボランテアの人々が沢山来てくれて、
深く感謝し、心より有り難いと被害者の方々は言ってます。

実はわたしたちも、まだ、現場に行っていませんので、
よくわかりませんが、とにかく波が、すごかったそうです。

「災害は忘れた頃に・・・」といいますが、
正にその通りで、でも当事者にならない限り、
その心労は実感できないもので、
被害者の人々の苦労を思い計っていても、
その身になると、ならないとでは、
天と地の差があると思います。

だからといって、日曜日、暖かくて好天でも、
ボランテアに名乗りを上げるでもなく、
義捐金を出すでもなく、
ボンヤリとすごしている。

テレビの全国放送で「入善町」の名前が連呼されて、
県外から見舞い電話が何本も入り、びっくりです。
ああいう放送されると、「いかにも入善町全体が」
というイメージを受けるのでしょうか。

メデア、マスコミ、情報というのは、
賢く、理解、判断したいものです。

2008/03/04